ザ バーン 米澤 文雄 愛用の包丁「礼頂」

「ザ バーン」米澤文雄氏が愛用する包丁は、岐阜県の関市にある包丁工房「礼頂(らいちょう)」のもの。友人にして礼頂の代表である小林弘樹氏の手になるものだ。

米澤シェフ愛用の包丁

礼頂は2016年に小林氏が設立した包丁のメーカー。焼き入れ、鍛造、研ぎ、刃入れなど、包丁製造の最初から最後まである約30の工程を一貫して扱う。礼頂の包丁は料理人からも高い評価を経て、注文から完成まで半年待ちかかるという人気ぶりである。

米澤氏曰く、「彼とは同い年で誕生日も1日違い。同じAB型(笑)。近しいものを感じて仲良くさせてもらっています」。今、米澤氏は礼頂の洋包丁を4本所有し、いずれも抜群の切れ味と使いやすさを誇る。

Photo Haruko Amagata Text Izumi Shibata

米澤 文雄

ザ バーン 米澤 文雄

Fumio Yonezawa
1980年、東京都生まれ。「イル・ボッカローネ」(東京・恵比寿)でキャリアをスタートし、22歳でN.Y.に渡る。ミシュランガイド三ツ星「ジャン・ジョルジュ」で日本人初のスーシェフを経験後、帰国。2014年より「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」のシェフを務める。2018年に自らプロデュースした「ザ バーン」エグゼクティブシェフに就任。
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