エディション・コウジ シモムラ 下村 浩司 ベルナール・ロワゾーの目玉焼き

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朝食の定番、目玉焼き。“飛び出る目玉焼き”が「思い出の朝食」だと話す、「エディション・コウジ シモムラ」下村浩司氏。飛び出る目玉焼きとは一体どんなものなのか、下村氏に作ってもらった。

飛び出る目玉焼き

「実は私、ラ・コート・ドールでこの目玉焼きをつくっていたんです。白身を焼いて、その上に黄身をのせてちょっと温める。そのイメージをより強く打ち出しました。我が師ベルナール・ロワゾーへのオマージュも込めて」

実際に鶏卵の目玉焼きを店で提供することはないが、アミューズとして、鶉の目玉焼きとカリカリのベーコンを組み合わせたベーコンエッグを出していたという。

ベルナール・ロワゾーの目玉焼き

こちらが驚くほど新鮮な卵を使った“飛び出る目玉焼き”こと「目玉焼きラ・コート・ドール仕立て」だ.

調味料は粗塩と、開発中のシート状になった黒胡椒。ベルナール・ロワゾーは、かつて凋落していたラ・コート・ドールをミシュランで三ツ星を獲得するまでに立て直した天才料理人である。

下村 浩司

エディション・コウジ シモムラ 下村 浩司

Koji Shimomura
1967年茨城県生まれ。大阪・辻調理師専門学校卒業後、都内フランス料理店で修業を始め、 1990年に渡仏。「ラ・コート・ドール」「トロワグロ」「ギィ・サヴォワ」で8年間修業を重ね、1998年に帰国。六本木「ザ・ジョージアンクラブ」を経て、2001年に乃木坂「レストラン・フウ」のシェフに就任。2007年に独立、エディション・コウジ シモムラのオーナーシェフに。『ミシュランガイド東京』で二ツ星を獲得。
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