ラチュレ 室田拓人 情熱のジビエ料理

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「ラチュレ」のオーナーシェフ室田拓人氏の作る料理は、伝統を尊重しつつ現代的なキレも備えたフランス料理。なかでも高い評価と人気を得ているのがジビエ料理だ。今回は室田氏に蝦夷鹿の料理を紹介してもらった。

ラチュレの蝦夷鹿のロースト

蝦夷鹿のロースをローストし、季節の野菜を付け合わせに添えて。ソースは、ジビエに合わせるフランスの古典的なソース・グランヴヌール。ジビエのだし、赤ワイン、肉のフォンなどで作り、仕上げにスグリを加える。コクと凝縮感を保ちつつ、現代的に軽やかに仕上げた。

室田拓人

ラチュレ 室田拓人

Takuto Murota
1982年、千葉県生まれ。調理師学校を卒業後、フランス料理店数店で働いたのち、「レストラン タテル ヨシノ」に入り吉野建氏に約6年間師事する。2010年に「deco」のシェフに就任。16年に「ラチュレ」を独立開業。同年にガイドブック『ゴ・エ・ミヨ』にて“明日のグランシェフ賞”を獲得。17年よりミシュラン一つ星。狩猟免許の持ち主。
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