特 集 -奥田透・飯塚隆太・本多哲也-

“冬の味覚の王様”は、何といってもズワイガニ。日本各地でとれるこの蟹は、地域によって呼び名が異なる。福井では雄を越前がに、雌をセイコガニと呼ぶ。甲羅に付着している茶色の小さな粒はカニビルの卵。これが付着しているカニは「脱皮後の時間が長いことを示しており、身入りが良い」とも言われる。そして、料理人が口をそろえて言う。「日本のカニ、中でもズワイガニは特別だ」と。

今回は、「銀座 小十」奥田透氏、「リューズ」飯塚隆太氏、「リストランテ ホンダ」本多哲也氏にズワイガニを使った料理をリクエスト。彼らが仕立て上げる蟹料理をお届けしよう。

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